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「書きたいもの」と「書けるもの」

こんにちは、埴輪です!

先日、今は某出版社の社長を務める某漫画編集者の方を特集した記事を読みまして。
「書きたいもの」と「書けるもの」について考えておる次第です。
記事では漫画家さんについての言及(漢字も『描きたいもの』と『描けるもの』)でしたが、これは作家全般に当てはまることなのではないかと。

私はラノベのコンテストに作品を応募し続けていますが、自分でも「これはラノベなのか?」というか、その辺りを意識せずに書いた作品が多いように思います。
でもって、それは「書きたいもの」を書いているってことなのかなぁと。

「書きたいもの」を書くということは、自分の中では挑戦でもあり、毎回新たな試みを取り入れようという意識はあります。

その一方で、「書けるもの」となると今の実力で無理なくかける作品……そんなイメージがあったのですが、前述の記事を読んでそれが変わりました!

「書けるもの」とは「その人にしか書けないもの」ということ。
そして、「自分にしか書けないものとは何だろう?」という問いかけは、とても重要なことではないかと思います!

「書きたいもの」は憧れでしかない……と記事では書かれていましたが、それもその通りだと納得。

「こういうのが書きたい!」と考える場合、頭の中には必ず「理想の作品」が存在しているわけで、そうなるとそれを越える作品を作ることは難しいのではないかと思います。
そこから一歩進んで「理想の作品を越える作品が書きたい!」となった場合は、そこに「自分ならこうする」というものがあるわけで、そこがオリジナリティ……つまりは「その人にしか書けないもの」になるのかもしれません。

今の世の中、この「カクヨム」にしても、「書きたいもの」を書いた作品が評価されるようにもなってきているので、「書きたいもの」を書き続けるのも一つの道だと思います。

ただ、もっと多くの人に読んで貰いたい、プロの作家になりたい、となった場合は、自分が「書けるもの」とは何かを考えみることが必要なのかもしれません。

そんなわけで、私は「書きたいもの」と「書けるもの」について、じっくり考えていきたいと思います!

最後に、私が読んだ記事へのリンクをペタリ。
興味がある方は、ぜひご覧下さい!

伝説の漫画編集者マシリトはゲーム業界でも偉人だった! 鳥嶋和彦が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガー」誕生秘話
http://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/torishima

では!

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