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向上心

自分の言葉を染めるのは自分の心でしか無い。今は人気取りは出来ない。当たり前で、それで良い。そもそも人気取りをしようなんて考えるのは、自分のやっていることに疑問があるときだ。そんな事より、普段からの心がけの方が私にはずっと容易く、健全だ。自分の言葉を汚させないこと。人に自分の考えたように思われようと働きかけようが結果は同じだ。声色に全ては出るし、人は自分で考えているよりずっと沢山の事を感じて発露する。私は醜い自分の内面には絶対に耐えられない。嫌なら遠ざかること。今も毎日遠ざかる努力をしている。大丈夫。自分の一番に良い所を、損なわせるのは自分だけだ。うわべだけの言葉に出来ることはたかが知れていて、それは私が求めている形ではない。

わざと大きな音を出したり、遠回しに噂話するのって暴力に使われる常套手段で世間に通じてたな、と思い出す。嫌なことをされたら素直にそう思って良いのだ。ほんの少し自分を許し、反省できた朝。
理性的に反省するのは難しい。自分の感情コントールは難しいが、なんでも口と行動に出すのは自分の力で抑制したい。自分のしたことを取り返すのは不可能だから。それにはこれまで以上の屈辱と理不尽に耐えねばならないだろう。

結局のところ、彼らもそういう風に誰かや奇妙なルールを守る格好をとりながらそれらを盾にとり、最終的には私を攻撃するしか考えたくないのだろう。同じことをしても、同情される人とされない人に二分されるのに。

最終的には人は皆独りだ。だから自分を救えるのは自分でしかない。私は自分の言葉を汚させないことに従事する。誰のことも攻撃していなくても、自分で不潔だと思うから離れる。自分の腐敗から立ち直る努力を怠らずにいたい。早いほうが良い。卑屈になって、辛辣さを身につけた時から私の貧しさは加速する。これは私の内面にすぎないが、現実に影響及ぼし特に不運のさなかに私の環境を二分することだ。しかしながら嫌なことをされたら拒絶せねばならない。これが非常に難しい。拒絶したことろで変わらないから、どう自分の身を守るか。考えることが増えるのは大変だが、考えさせられるのもひとつの暴力だ。別に想像せんでも支障ないことを私は想像させられるのだから。これをどう止めて、本質を見抜き、理性的に反省して、自分を保ち、向上しようと努めるか。あらまぁ、やることは決まっているじゃないか。独りで葛藤し、努力すること!

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