初めまして。花ケモノです。
字ばかり書いていると、少し疲れます。お勉強と同じ。針や糸を持つと疲れが解れます。もの言わぬことや、もの言わぬものは私を癒やしてくれる。言葉は伝わりやすいぶん、慎重になりたい。ときに、人を孤独にしたり、互いの間の壁を高くするのは同一の言語であると考えたりします。
もちろん、私は孤独をすきでもいます。多分、人の生存に欠かせないものだとも考えます。しかし人の人生には、危険な孤独というのも確かに存在しています。
逆に、固い信頼の前で、時々言葉は意味を成しません。私はこれを知ることによろこびと安心を感じます。
今連載中のリリィ・メイの肖像。何が出来るかな。十代の頃から今までずっと一緒に生きてきた物語ですが、私には未だ少し難しいみたい。
言葉はナイフです。だから扱い方を覚えたい。
正確に的を外すことは、正確に的を射ることと同じなんじゃないかしら。
今年の夏の終りくらいから、ノートに文章らしい文章が散見されて、今はこうしてカクヨムさんに投稿しているので、初めて人に物語を見せる、という事を考え始めています。
練習は毎日少しづつでも頑張りたい。
針と糸も、扱い方でいろんなものが作れます。
針と糸も、ものを語るような気がします。彼らは非常によく喋ります。
今は編み物に挑戦中。とても頭を使います。楽しめるのは、もう少し上手になってからかな。