実は、華散るには相当細かい要素を散らしているんですよね。
ということで、これ気づかないでしょ……と入れて(案の定?)殆どの人が気づかなかっただろう裏要素をご紹介します!
ネタバレ超注意!!
1、玲衣という名前
玲衣ちゃんは、ちゃんと考えた上で名付けた数少ないキャラです(フィーリングで名前をつけがち)。
①玲衣ちゃんと関わりを持つ(ふんわりし過ぎていますが、ネタバレ予防のため)環の名前は、輪という意味を持ちます。
輪をハワイ語で言うと、“レイ”。
②澪ちゃんとも深い関わりを持つ玲衣ちゃん。
澪という漢字を音読すると、“レイ”となります。
③“光”を使う玲衣ちゃん。
光線という言葉を英語に直すと、“Ray”です。
漢字?漢字はただの当て字です。
ご容赦を。
2、「北条晶」とは言っていない
実はですね……やり切ったか自信がないんですが、「北条晶」と本編で言ったことがないはずなんですよ。
詩ちゃんが言ったり、本人がそう称するのは例外ですが、「名前」としての北条晶だと言い切ったことがないんです。
なんでそう言っていないかは……まぁ、本編をお読みくださいませ。
3、夢喰いは人か否か?
僕の作品が読みづらい一つの要因です。
夢喰いに対する呼び方(彼、彼女、それ…等)をわざと一致させていません。
その理由として、「夢喰い」という対象を人としてみれるかどうかをキャラに委ねたかったからがあります。
なので、キャラによって、場面によって、夢喰いにどんな言葉を用いているかが変わっています。
それは相手を倒すべきモノとして見ているのか、一つの生命として見ているかの違いだと思ってください。風磨くんの場合、高確率でモノとして見ています(●´ω`●)
4、最期と最後
紛らわしいですが、この二つの言葉を頑張って使い分けています。
なので、「死ぬと思ったのに死ななかった!」みたいな場面では「最期」ではなく「最後」を使っています。
5、夢見草はあくまでも
誰か気づいてくれていたと願います。
この「夢見草はあくまでも」というのは、最後の方のエピソード名です。(67話)
そしてこのエピソード内では、「悪魔」という言葉に言及がなされます。
そう、このエピソード名の「あくまでも」は一単語ではありません。
「夢見草は 悪魔 でも」。
これが正しいエピソード名でした。
6、クナイじゃない理由
何とは言いませんが、優希は最後の戦いにて、トドメをクナイで刺していません。
わざわざ他の武器に持ち替えて刺しています。
その理由は、クナイという言葉にあります。
クナイを読み替えると苦無。苦しみが無いとも取れます。
彼は「苦しめ無いで殺してあげる」のではなく、「一生掛けて苦しめてやる」と意思を込めて刃を振るったのでした。
PS.腰治りました!ありがとうございました〜(●´ω`●)