アレジメントはバレエを基盤に置いた、ミュージカルのようなものです。その成り立ちはこの魔法世界の神話にまで遡ります。
アレジメントのために書き下ろされた作品も数多存在し、救団のフェリチタという作品もそのうちの一つです。かつてこの世界で起こった悲劇をもとにしています。
むかしむかしのソル大陸では、とある一族を囲うことが流行っていました。
その一族は白い髪に赤い瞳を持ち、他者の願い事をなんでも叶える魔力を持っていたのです。しかし、願いを叶えるには代償が伴います。
彼ら一族の中で、その代償とは自分自身でした。願いを叶えるごとに体の一部が消えていく彼ら。それを痛ましいとも思わず願う強欲な人々。
やがて一族は遠くの大地に引きこもり、人目の多い場所に現れることはなくなったのです。
そして、年月がたったある日。一人の旅人が遭難の果てに一族に出会います。旅人は彼らの最後の願いで、なんてことない一族の普通の日々を書き綴っていくのです。
と、まぁ。この手記がのちに物語としてアレジメントに贈られた感じです。
アレジメントの役割は、娯楽もそうだけど物語と人との懸け橋になることですから。悲劇を忘れないためにも、伝える役を託されたのだと思います。
詳しくは本編の中で触れられたらいいな、と考えています。