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心に残った台詞 1

工業高校の生徒さんにまつわる、心に残った台詞をご紹介します。

「僕は、何部に見えますか?」
 これは、工業高校の新入生オリエンテーションでの言葉だそうです。
 部活動紹介で、長身の、がっしりした体格の男子生徒が壇上で、一年生にそう尋ねました。

「僕は何部に見えますか?」
 そう言ってしばらく間を取ったあと、彼は、「ボランティア部です」と続けたそうです。

 会場はどよめき、「運動部だと思った」、「文化部かぁ」と新入生から声が漏れました。

「僕は、この高校の男子バレー部に憧れ、入学しましたが、一年生の途中で膝を故障し、バレーボールができなくなりました」
 会場が静まると、男子生徒は静かにそう言ったそうです。

「男子バレーボール部を辞めて、ぼんやりしていたら、先生がボランティア部に誘ってくれました。そして今、とても充実しています」
 壇上では、男子生徒はにこにこ笑顔だったそうです。

「この一年生の中にも、『運動部の部活をやりたい』と思って入学した生徒もいると思います。でも、僕みたいにできなくなる事もある。それでも、部活は辞めないで。そのまま運動部に残るのは辛いかもしれない。そんなときは、文化部にやって来て下さい。部活を辞めるのはもったいない。高校生活、楽しみましょう」

 彼がそう締めくくると、会場からは拍手が起こったそうです。
 なんだか、心に残ったので、お伝えします。

 なかなか、そんなエピソードを書くことは出来ませんが……。
 お馬鹿で、心和む工業高校の生活は、こちらからご覧下さい↓

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885258508

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