小説を読むのが好きすぎて、ついに書く側にまで回ってしまった人間です。「きのめ」って読みます。 『聖騎士になったけど団長のおっぱいが凄すぎて心が清められない』にて書籍化デビューすることができました。 勘違いもの、一途な恋愛ものが特に大好物ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
小説家になろう大賞で佳作受賞。 受賞作「関が原で待ってるわ」全2巻 第10回HJ文庫大賞で「HJノベルス賞」受賞 伊勢崎ウェポンディーラーズ1巻 オーバーラップノベルス 「異世界嫁ごはん」2巻まで発売中。 兼業ながら順調に作品を出し続けています。
咲いても実を結ばない花のこと徒花(あだばな)と言う。 Twitter:@dokunoadabana
ラブコメが好きです。 他作品を読んでは執筆モチベーションを高める勢。 好きなものは飛び道具的なちょっと(頭の)おかしいヒロイン。 ふらっと消えてはふらっと現れて更新するタイプです(すいません)
アルファポリスでも書いてます。
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
きれいな言葉が好きです。 休日にはPCから遠ざかるので筆を置きがちです。