長島芳明

平凡な女がいつもとは違う、半歩違う世界に足を踏み入れただけで、自分にしか気づかない変化が訪れる。社会は相変わらずだけど、心が成長するだけでその人は変わる。そんなお話でした。

WW2では多くの軍人、民間人が犠牲になった。死者数は数字で表せるが、そこには一人ひとりの人生がある。すべてを把握するのは無理な話ですが、一人が物語を発信することによって複眼の目が一…続きを読む

少年少女の小さな冒険。少年にとっては意識もしない日常でも、少女にとっては意識しなければ認識しない世界。 ちっぽけな勇気から始まり、二人の世界が徐々に広がる可能性。小さなミッション…続きを読む

中世から近世が欧州なので、その世界観が好きな人ならスラスラ読める気がします。江戸時代のチャンバラ劇のように、欧州を舞台にした政争を楽しむのもありかと思いました。

作者の包み隠さない性癖（と思う）に、ただただ両手を上げて降参した。

選手の試合への心理や、ゲーム展開などが上手で、テニスのテレビ中継程度しか知らない人でも最後まで読める気がします。

大正時代なので、古めの言い回しや大正時代によく見かける単語や言葉、旧字体を伝っかているのでその世界に入りやすかったです。