カクヨムにのみ生息する珍獣。妄想の中を迷走する日々。最近は何も考えずに書いているので自分の作品の結末が予想できないらしい。 他人の作品は基本的にあまり読まないです。時間があれば書いてます。もしかすると他人の作品と似たような作品が出来るかもしれませんが…偶然です。
のんびりゆったり生きていきたい今日この頃。 何かあればTwitterのDMまで。
読本愛好家。 漫画、アニメ、ラノベが好きな何処にでもいるヲタク。お肉が嫌いなのにデブという不可思議な存在。 小説家になろうでも同名で活動中。遅筆。 書籍化作品 ・私の従僕 1、2巻 絶版発売中! (数に限りがあるのでご了承ください) Twitterやってない、SNSやってない、友達少ない、スマホの使用はほぼ小説 よろしくどうぞ
pixivで小説付きのCG描いてます。こっちにも出張してみました。 http://pixiv.me/inumajin Twitterはこっち https://twitter.com/wanwan_majin
ストレスのない内容、読みやすい文章になるよう気をつけて書いています。 【好きな趣向】 ハッピーエンド 強い主人公 【避ける趣向】 ビター・バッドエンド 学ばない主人公 強めのエロ・グロ
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
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