2つの話で朝鮮の方を登場させたのは一度政治や世論に窓はされずに、生きてきた事実を考えてほしいと思い登場させました。
国家と国家の関係は、時代ごとに姿を変え、時に政治の道具として利用される。
それは今も昔も変わらない。
その政治の物語とは別のところに、もう一つの、もっと小さくて、もっと確かな物語がある。隣に座った人に手を差し伸べた、という物語です。
朝鮮人と日本人が戦時中には一緒に戦った。一緒に一つの国として一緒に生き延びた。今はそれを政治利用している。一度その時のことを顧みて、当時、一緒に生き延びた。助け合った。現代を生きる私たちに必要なのは、「昔は仲が良かった」という事でも「昔から敵だった」という事より国家がどれほど理不尽であっても、隣人として生きた人々が確かにいた。これをもう一度今の世代に考えてほしいなと思います。