行け──っっ紅蓮先輩!」
「凄い … 本当に同じドラゴン娘?」
「まるで鬼神みたい …… 」
「あんなに飛ばして … 大丈夫なの?」
光速の30%
モニターに表示される速度はあり得ない数字を叩き出していた
最後尾を翔んでいたブラックダイアモンドが加速する
「あれ、ダイアちゃん?もう動くの?幾らなんでも早過ぎない?」
「紅蓮のマーカーを見ろ、アイツ … このままだと追い付けなく為る」
「ありゃま、光速の32%だって──え、マジ?」
追い付く為にはそれ以上の速度が要求される
先行する紅蓮が何か致命的なミスでもしない限り、もうレースがひっくり返る事は無い
紅蓮と後続の差は、『賭け』を成立させない程の物だった
DRA史上初めて、トップを独走する紅蓮へのベットが停止された─
https://kakuyomu.jp/works/2912051601251265252/episodes/2912051602187909053