この度は本ノートに足を運んでいただきありがとうございました。
新作『銀色の産声』は、前作『銀色の結晶』に続く物語として執筆しました。
前作で大切にしてきたテーマ――記憶、喪失、そして不確かな世界で誰かのそばにいようとする意志――を今作でも軸に据えつつ、今回はさらにその先にある「再生」を自分自身の言葉で描き出したいと思い、筆を執りました。
執筆にあたっては、継続読者様には懐かしく、新規読者様には新鮮に感じていただけるよう構成を工夫したつもりです。
前作の持つ独特の空気感はそのままに、身体的・精神的な残酷描写は少し控えめにし、その分、キャラクターたちの内面の機微や心の葛藤を深掘りするストーリーを目指しました。
物語としての「読みやすさ」も模索し、より多くの方の心に寄り添える作品になればと願っています。
設定面では、今回もAIとの対話を重ねて細部まで練り上げ、本編に加えて物語の裏側を紐解く「回想」を交互に織り交ぜた全33話の構成となりました。
本日投稿した第一話は、彼女たちが歩む長い旅路の、ほんの入り口に過ぎません。
本作は、少女たちの内側で起きている変化や救済を丁寧に描くことに重きを置いています。
少し重い背景を背負った物語ではありますが、最後までお付き合いいただけたなら、きっとタイトルの『産声』という言葉に込めた意味を感じ取っていただけるはずです。
また、本作は単体でもお楽しみいただけるよう構成しておりますが、キャラクターたちのより深い背景や『アムネシア』での誓いを知ることで、物語をより一層深く味わっていただけるかと思います。
もし彼女たちの過去に興味を持っていただけましたら、前作『銀色の結晶』も併せて手に取っていただければ幸いです。
銀色の結晶――さよならを忘れるための、戦記。
https://kakuyomu.jp/works/2912051599890330541
これから毎日1話ずつ投稿していきます。
彼女たちが本当の名前を叫び、自分自身を取り戻していく過程を、共に見守っていただけたら嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
銀のさくら