変化に対する恐怖ってのは生物として自然なもので、もしも現状よりも良くなるとわかっていても今までの不満のある生活を選んでしまうなんてことも珍しくないそうな。
というかはたしてそれで現状が良くなるのかがわからず、今の生活の不満に慣れ親しんでしまっているから、この不満がなくなって良くなった生活というのを経験していないがゆえ、その経験していない未知に対して怖くなってたとえ環境が良くなるとしても変われないという人がわりと普通の人だとかとうとか。
つまりこれは引っ越しだろうと転職だろうと恋愛だろうと友人だろうと家族だろうとなんでもかんでも、とにかく状況が悪かったとしても変えるというエネルギーが強烈でコストがかかるから現状維持を選んでしまうという。
頭でわかっていてもどれだけ良くなると知っていても、けれども理屈じゃなくて変化自体を本能が怖がってしまう。先天的に変化が最高で楽しいなんていう異常種はレアだからこそ現代では成功者のフォーマットみたいになりますが、それでもそんな異常種は周りをかき乱すので悪く言って社会不適合者で良く言って成功する人間ってだけです。
基本は変化を怖がるからこそ社会の秩序は保たれるので、生物のスタンダードが変化だったらもう地球終わってるでしょうからね。維持する機能がベースにあるからこそ変化しまくる存在が異端として目立つわけですから、全員変化しまくってたら秩序もへったくれもクソもありゃしない。
けれども変化していく強みというのが現代だと余計にもてはやされるがゆえに、その変化する姿勢だの思考の癖だの認知特性だの行動の偏りだのはパクれるとこはパクった方が得っちゃあ得です。あっぱ良くなるんだったら変わった方がいいわけですから。変えないでいいことはそのまんまで、良く変わるんだったら異常種ほどゴリゴリ変えていく必要はないんで徐々に変えていった方が幸せにはなりやすいでしょう。
変わるのが怖いからっつって変化自体を拒むとそれは幸福に向かうってよりは不安になりたくないだけなんで、人間生物だといきなりジャングルから草原にフィールド変えても生きていけるような社会をつくってますからね。本能で怖いのはしゃあないですが人間社会で幸福になりたいなら変化ってのはだいぶカギになってきます。