高木惣吉の日記なんかを精読していると、高木の人生って数奇だなと思います。陸軍の松谷の陸軍内での動きも十分興味深いのですが、海軍の高木は極めて精密な日記を残し、関係者の尽力により公刊されているので、高木についても掘り下げたいと考えてます。
かといって、1945年からいきなり高木を掘り下げるのも些か遅い気もするため、松谷と服部との2度目の対決が終わった後、高木編を描きたいと思います。
高木が東條内閣倒閣運動に投ずる前、いったいどんな経緯でここまで至ったのか、高木惣吉とはそもそも誰なのか理解が得られれば、この物語が一段と楽しめるのではないでしょうか。
高木も松谷と同様、左遷を経験しています。高木の物語は、東京から舞鶴に左遷される日ー1942年6月5日ー奇しくもミッドウェー海戦敗戦の日からスタートします。
陸軍の空気、海軍の空気、土の匂いと潮の香り、同じ軍隊でも全く違う空気をぜひ味わってください。