いつも応援、ありがとうございます。
「貴石のジェマ」第一部終了しました。
キリが良いので、「楽屋話」的なあれこれを綴ってみました。
※これより先、作品のネタバレが含まれていますので、閲覧ご注意下さい※
①良かった事
おおむね、好評を頂けた事です。
多くの応援、感想、メッセージを頂戴して、とても励みになりました。
本当にありがとうございました!
②大変だった事
体調管理……です(-_-;)
更新がズルズルになってしまって、申し訳なく……
「頭痛持ち」の矢芝にとって、昨今の気象は、本当に厳しいです…
自分の身体と、もう少し上手に付き合わなければと反省。
③没ネタ披露
ジェマが「ユニコーンの角」の代わりに持ち出した「鹿の幼角」は、鹿茸(ろくじょう)と呼ばれる漢方薬で、日本でも古来より使われているものです。
徒然草に「鹿茸を鼻に当ててかぐべからず。小さき虫ありて、鼻より入りて脳を食むといへり」
という一文があるのを知って、
「このネタはぜひやりたい!」と思い、その役目をカルロス殿下にお願いしたいと、場面を作ったのですが…
この「鹿茸」、実際どんな匂いがするのか明確には分からず、文章化できませんでした。
まあでも、「仮にも大国の皇子が、得体のしれないモノを、うかつに顔に近づけたりしないよね、身の安全のために」と、考え直し、残念ではありましたが、これで良かったと思います。
④ 無知を知る
当初、「ヴェルテラの里」は、もっと高い山の上にある設定でした。
「秘境に暮らす一族」にしたかったのです……が!!
高い山の上には、森が無い!!
大変お恥ずかしい限りですが、この時初めて「森林限界」という言葉を知りました!(。>﹏<。)
ジェマたちだけならば、森の無い山の上でも良かったのですが、妖精たちには、高い木のある森があった方が住みやすいだろうと考え、
「山奥の森に囲まれた里」
と、したのです。
⑤ そして第二部へ
元はコンクールの応募作として、中編読み切りとして作ったこの物語。
それが長編となった上、第二部まで続けるとは、予想していませんでした。
これも、読んで下さった皆様と、いつも励まし支えてくれる、友人たち、創作仲間たちのおかげです。
深く感謝申し上げます。
第二部は「帝国編」となる予定です。
リカルドと仮婚約したジェマが、妃候補という名目で、帝都に向かいます。
そこでジェマを待ち受けていたのは……
少々お休みを頂戴した後、執筆、順次公開して行きたいと思います。
ご期待頂ければ、うれしいです。
また、この「貴石のジェマ」の公開の場を、もっと広げて行ければと考え、現在準備にとりかっています。
整い次第、こちらでお知らせ致します。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
大変暑い日が続きます。
皆様どうぞご自愛下さい。