フィクションでありながら、限りなくリアルを追求したい。 現地を訪れ、関係者への取材を重ね、医療や身体に関する知識も織り込みながら、この物語を書きました。 量子論を知ったとき、私の中に浮かんだのはラブストーリーでした。 離れていても、見えないところで響き合うものがある。 無数の可能性に揺れながらも、なお強く引き合うものがある。 運命とは、選択を重ねながら辿る航路。 けれど宿命とは、どの道筋を経てもなお、最後にはひとつの場所へ収束する帰還――。 そんな思いを込めて、小説を書いています。 すでに最終話まで書き上げ、現在はWeb用の横書きに整えながら、ほぼ毎日更新しています。