初めまして、こんにちは。ぺんなすです。
ついに『モンスターは綴れない』が最終回を迎えました。ここでは裏話?のような小ネタのような本編には書いていないものを残しておこうと思います。
まず、本編でさとみくんやえるちゃんのビジュアルについて一切書かなかったのですが、理由という程のものはなく、書きたいものを書いていたら自然と存在しなかっただけです。前に書いていた『お姫さん』では、ゆずちゃんと一之瀬さんが初対面ということと、出会いのシーンだったので書いたのですが、今回は幼なじみで昔から一緒にいるという二人だったので、事細かに触れる必要がなく、また基本的にさとみくん視点であり、彼の心の中にある感情をただただ書いていたかったです。
軽く触れておくと、さとみくんは黒髪でセットする前は、前髪で目が隠れるくらいです。長さは多分普通?くらいです。長くもなく短くもなくといった感じです。目は黒で、ハイライト等はなくただただえるちゃんだけを見ています。
えるちゃんのビジュアルについてはさとみくんほど決まっているわけではないです。セミロングの茶髪くらいです。
次に、三浦くんについてなのですが、私も書いていてあんまり出てこないとは思っていました。しかし、基本的にさとみくん視点なので、さとみくんの世界にえるちゃん以外が入ってくることはほぼないですし、同じクラスとはいえ休み時間は常にさとみくんがいるのでそもそも入る隙がないです。なので、あまり出てこないのもいいと思いましたし、弟であるまことも同様です。さとみくんの世界にはえるちゃんしかいないので。
ではなぜ三浦くんがいたのかというと、そもそもこの話で最初に生まれたのは三浦くんとその弟です。初めはこの二人が同じ人を好きになるというような話を書こうと思っていたのですが、そこに強力な幼なじみという存在がいたらもっといいのではと思い、ヒロインしか見ていない幼なじみが生まれました。するとその幼なじみがあまりにも強すぎて、そっちの恋愛を書きたくなったので、三浦くんはライバル的なポジションになり、さとみくんは彼の存在によってえるちゃんへの想いを強くするといった形になりました。第一話で三浦くんの弟が出てきたのはその名残です。友達のお姉さんに恋をして、兄と同じ人を好きになって…といった話になるはずだったんですけど、さとみくんみたいなキャラを書くのが楽しくなってしまってこうなりました。
あとはさとみくんの親についてです。一応詳細を書いた話もあるのですが、あまり重要ではないので投稿しませんでした。何より、さとみくんの家族についてはえるちゃんだけが知っていることとしてこの話の中では出さないと決めました。二人だけの秘密ということです。
軽く触れておきますと、さとみくんの実の両親は二人とも他界しています。物心ついたくらいに父親が他界し、その数年後、母親が再婚するのですがその相手がいわゆる毒親だったということです。ここまで書けば何となく想像がつくと思いますが、さとみくんの母親は耐えられなくなってといった形です。そんな時にさとみくんはえるちゃんに出会って救われます。時系列的には再婚後、すぐにえるちゃんと出会ってます。それまでは外に出る必要がなく家にいて幸せでした。学校でもクラスが違ったので話す機会はありませんでした。ですが、家に帰りたくないという思いから、彷徨うように歩いているところをえるちゃんが見ていて声をかけてくれた。それがさとみくんにとって全ての始まりだったんです。あとは本編に書いてあるとおりです。さとみくんにとってえるちゃんは唯一の救いだった。だから、自分のそばにいてくれるように困らせるという方向で繋ぎ止めようとしたりしていたんです。
それから、タイトルについてです。『モンスターは綴れない』というタイトルはさとみくんという存在が確かなものになってから考えたもので、さとみくんのイメージ?的なものとして倫理観や道徳心や常識が欠如している、本当に幼なじみのことしか考えていない化け物という感じで書き始めたので、タイトルに『モンスター』を付けました。『綴れない』の部分はモンスター=さとみくんが一人では生きていけないという意味で付けました。なのでタイトルを翻訳すると『さとみくんは一人では生きていけない』ということになります。生きていけないというよりは生きていきたくないの方が正しいかもしれません。
次に、想いが通じ合ってから投稿したクリスマス、バレンタイン、ホワイトデー、えるちゃんの誕生日の話についてです。あれは全てエピローグのような感じで書いたので読んでいる方を今まで以上に置いてきぼりにしたかもしれないのですが、私は書いていてすごく楽しかったです。
最後に、本編からこのノートまで、読んでくださりありがとうございます。自分の好きを詰め込んだ作品なので少しでも、良いと感じたり、面白いな、好きだなと思っていただけてたら幸いです。また、少しづつですが、未完の作品も続きを投稿していく予定なので読んでもらえると嬉しいです。マイペース投稿ですが、これからもよろしくお願いします。