つい最近読み終わったのがこの本です。
少しネタバレがありますのでご了承くださいm(._.)m
読後、真っ先に思ったことは、
もし主人公の少女の環境に何の変化も起きていなかったら、果たしてこの子は幸せな人生を送れたのだろうか…
皮肉なことに、それまでの何不自由無い生活から引き離されたことによって、体や心の健康を取り戻していくお話なんですよね。
植物、動物、自然のパワーを受け取って、さらに自分よりもっと大変な毎日を送っていた従兄弟にも力を与えていくんです。
人生は自分の意志ではどうにもできないことにもぶち当たる、それを乗り越えるというよりは、その先どうやって生きていくのか、何を大切にして暮らしていくのか、それを小さな子どもたちに教えてもらった本でした。
これからも時々読み返したい一冊です。
先日投稿したゼンタングル画像①と似ていますが、やはりテキストを真似て描いたものです。