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3/4 プチ小説『星狩りのひと』#2

 その日はいつもと様子が違っていた。

 流れてくる星が多い。いや、多すぎる。

 拾いきれない。
 これでは大地が燃えてしまう。

 ふと。
 ひと際大きな明るい星を見つけた。

 それをすくい上げる。

「大変だ。星の子だ」
 彼は慌てて、星の子を抱きかかえて、跳んでゆく。

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