本日、幕間③と第二章 第26話を公開しました。
第二章では、第一章で積み重ねてきた症例報告から、物語は次の段階へ進みます。
第26話では、これまで症例を集め続けてきた梶原たちに、新たな協力者が現れます。
患者の記憶だけでは証明できない。
その記憶を支える、もう一つの証人として薬局の販売記録に目を向ける――。
医師だけでは辿り着けない場所へ、一歩踏み出す物語になりました。
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幕間③では、『円環の未然差分』に登場する和算や「算獸碁」について紹介しています。
作中に登場する祖父・水瀬玄道の「玩具帳」には、算獸碁をはじめ、さまざまな盤や札が記されています。
それらは単なる遊びではなく、「問い」を残すための玩具です。
その世界を、小説の外でも少しイメージしやすい形にしたいと思い、生成AIを活用して算獸碁のブラウザ版を制作・公開しました。
作中では、
> 「大なる算獸は小なる算獸を呑む」
という約束だけが語られます。
実際に盤へ触れてみると、「見えているものだけを数えてはいけない」という祖父の言葉が、少し違った感覚で伝わるかもしれません。
円理堂の工房には、まだ祖父が遺した盤や札がいくつも眠っています。
物語の進行に合わせて、少しずつ形にしていく予定です。
よろしければ、物語とあわせて遊んでいただけたら嬉しいです。
■ 円理堂
https://enrido.jp
■ 算獸碁(ブラウザ版)
https://enrido.jp/toybook/sanjugo/