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【雑談】正義の味方と正義のヒーロー

 こんばんは!
 本日も★評価、作品フォロー、応援をいただきありがとうございます!


 みなさん、ヒーローは好きですか?
 もちろん私は大好きです。
 ところで「正義のヒーロー」と「正義の味方」、言葉としては似ていますし、実際同一視している方もいらっしゃるかと思いますが、私は別物だと考えております。

 一般的に思い浮かばれる変身ヒーローは「正義のヒーロー」になるかと思います。
 自分自身の信じる正義のために、悪と戦うタイプですね。

 では「正義の味方」とは?
 文字通り、「正義」に味方する者だと考えます。
 なにかしらの「正義」を為そうとしているけれど、力不足であったり、心の支えがなかったり、悪の邪魔が入ったりして、それを実行することができない人がいたとき、そっと力を貸してくれる人こそ「正義の味方」だという解釈です。

 ただの弱者ではなく、なにかを為そうとする者を助けているのがポイントです。
「正義の味方」は、逆に言えば正義でない者には味方しないのです。
(弱者を助けることはしますが、最後まで面倒を見る味方にはならない)

 そう定義してみると、変身ヒーローが「正義の味方」である比率は、意外と低いように思えます。パッと思いつくのは、以下のヒーローたち。 
 人々を救いたいという変身者に対し、力を貸してくれるウルトラマンたち。
 探偵として依頼者の事情を聞き、その助けになろうとする左翔太郎(仮面ライダーW)。
 元祖「正義の味方」の月光仮面。
 アメコミヒーローを含めると、弁護士として被害者に寄り添って戦うデアデビルがそれに近いでしょうか。

「正義のヒーロー」との違いは、「正義」を自分に置くか、他者に置くかにあります。
 無論、「正義の味方」にも自身の「正義」はあったりしますが、それよりも他者の「正義」に重きを置いている印象です。

 要は、助っ人タイプとも言えます。
 変身ヒーローから離れてみると、「銀魂」の銀さんや、「シティーハンター」の獠、「北斗の拳」のケンシロウなどが挙げられるかと思います。自分自身のドラマも持ちつつも、他者のドラマを助ける側に回ることが多いキャラクターたちです。

 特に銀さんなどは、ギャグ的にですが、どうでもいい相手には本当にどうでもいい対応をしているので、極端な「正義の味方」と言えそうです。

 もちろんどちらにも当てはまらないキャラクターも多いのですが、こういった視点から作品を見て、この主人公はどっちだろう? と考えてみると、今まで見えてこなかった本質が見えてくるかもしれません。

 お暇なときにお試しあれ。

 ちなみに私の作品の主人公たちは「正義の味方」タイプを目指して書いている場合が多かったりします。


 といったところで、
「S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります」は、明日も朝7:03に更新予定です。

 明日もお楽しみいただけますように!

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