現在、ナナシと新作を並行して執筆していますが
男性のメインキャラが正反対だなぁとしみじみ思っているところです。
のんびりした田舎町であたたかい家族と知人たちに囲まれて育ってきた壱弥は、陽だまりみたいなイメージです。
傍にいるだけで、ほわ~っとなるような。
感情があまり顔に出なくて口数が多くないこともあって、どことなくアンニュイな色気はあるものの
基本的には健康的でさわやかなので、安心感と安定感がバツグンです。
一方で桔平は、完全に夜のイメージ。ミステリアスで危ない色気があるタイプですね。
「あ、近づくとやばい」と思いながらも何故か強烈な引力があって、気がついたら沼に引きずり込まれるという感じでしょうか。
そもそも2人のファッションも対照的な設定です。
壱弥はシンプルなファッションで、ほぼ無地です。ボーダーすら着ない。
ロゴ入りのTシャツやらパーカーは着ますが、そのほとんどが好きなバンド(10-FEET)のグッズという裏設定があったりしますw
スニーカーにはほんの少しだけこだわっているので、シンプルなファッションでもオシャレに見えるという魔法。
一方、桔平のファッションは独特っていう設定です。一言で表すとアバンギャルドな感じ。
なんかよう分からん幾何学模様やピカソの絵みたいな柄の派手なシャツとか、いろんな派手柄のパッチワークデニムみたいなやつとか。
基本的に柄もデザインも「シンプル」を選ばない。
何故かそういうのがめちゃくちゃ似合ってしまうという奴ですね。
別に意識したわけではないのですが、陽と陰って感じで完全に対照的な壱弥と桔平。
でもこの2人が知り合ったら、正反対がゆえにいい友達になるんだろうなぁなんて思ったりしていますよ。