魚野れん

★★★ Excellent!!!

トリあえず、それは伝説になった／
丸毛鈴

即席ラーメンのキャラクター“トリ”に熱狂する主人公。 そのジャンボぬいぐるみの抽選に外れたとき、心の一句を詠む。 悠久の時を経て、その句はやがて……。
こうして時代は巡り、歴史は“つくられて”いく
丸毛鈴
★★★ Excellent!!!

はなして、はなして、はなさないで。わたしを、はなさないで。／
丸毛鈴

ゾンビパニックのなか、命からがら警察署にたどり着いた少女。 助けを求める彼女に対し、「感染者では」と招き入れることを渋る署員たち。 そんななか、ひとりの婦警が進み出る。 「わたし…
  • 残酷描写有り
ゾンビパニックによる世界の終り。ひとりの少女と女の復讐と贖罪
丸毛鈴
★★★ Excellent!!!

「箱のなかって落ち着くでしょう」と、彼女は言った／
丸毛鈴

都心のカフェテラスで向き合う女ふたり。 ハイブランドに身を包み、どこからどう見ても華のある彼女は、「箱」にまつわるある願望を口にして……。 ＊＊＊ 直接的な性描写はありませんが…
  • 性描写有り
わたしはもう彼女から逃れられない。彼女をいつか、箱に詰めるまで
丸毛鈴
★★★ Excellent!!!

全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れが、わたしたちをなぎ倒す／
丸毛鈴

「全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れ」というフレーズにインスパイアされた、世界の終わりの一風景。
  • ★16
  • SF
  • 連載中 1話
  • 1,139文字
  • 更新
  • 残酷描写有り
そうしてわたしたちはひとつになって、世界が終わる
丸毛鈴
★★★ Excellent!!!

3分間と10年間／
丸毛鈴

年に一度、春に逝った君への、三分間の近況報告。 よみがえる思い出。去り行く人たち。時の流れがほどいたわだかまり。 進んでいく「わたし」の、十年の記録。 ＊＊＊LGBT、同性愛に…
春に逝った君へ。年に一度、三分間の近況報告。
丸毛鈴