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お気に入りのアニメ、「スキップとローファー」

 いつもありがとうございます。水野です。

 先日、配信終了間近ということで急いで一気見したアニメがあります。
 それが「スキップとローファー」です。原作は高松 美咲(たかまつ みさき)さんの漫画で、2023年にアニメ化されました。以前から「いい作品」だと話は聞いていたので興味があったのですが、ついつい見逃していました。 (^▽^;)

 物語をざっと紹介しますと、

 主人公である岩倉美津未は、石川県の過疎地から「T大法学部を首席で卒業し、官僚になる」という目標を胸に東京の進学校、つばめ西高校に入学することから物語は始まります。その高校で美津未は、クラスメイトと上手く付き合っていけるのか、人間関係に悩みながらも実直な性格から周りとうち解けていきます。また、未津未と友人になる生徒も一人一人、コンプレックスや悩みを持っていたりします。学校が舞台なのですが、人とのつきあい方は大人が見ても成る程と思わせてくれて、心にグッとくる作品です。

 アニメ版で水野が好きなエピソードの一つが五話です。

 クラスマッチでバレーボールに出場する美津美は、運動音痴のため、もとバレーボール部のミカに昼休みの練習に付き合ってもらうようお願いします。二人は体育館で練習をするのですが、その日は一年生が使う日でありながら、三年生の男子が陣取っていました。美津未は、抗議しますがあっさり無視をされます。二人が途方にくれていたそのとき、同じ三年生の別の男子が注意をして男子たちを体育館から連れ出していきます。この時、ミカは自分たちを理不尽に扱った二人の男子の名前を心に刻みました。そして、ミカは真正面から注意した美津未に「怖かったら関わったらだめだ」といいます。そのとき美津未は「フクダという先輩はバシッと注意してくれてカッコよかった」と感動してミカに言います。この瞬間、ミカは自分と美津未の違いに気づきます。自分がムカついた二人の男子の名前を憶えている間に、美津未は自分に親切にしてくれた一人の名前を憶えていたのだと。

 このエピソードは美津未の人柄を伝えるものですが、自分と違う美津未の良さを素直に認め、気付きを得るミカの素晴らしさも伝えています。水野はこのミカが結構お気に入りのキャラです。(はじめは美津未を引き立て役にしようとするなど印象悪い感じでの登場でしたが、気付きを得ながら変わっていくところが素敵です)

 他にも色々、悩みや気づきを得るエピソードが多くある物語です。噂どおり、いい作品でした。今度は漫画を読んでみようかな。 

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