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帝都の呪詛師〜登場人物その五〜狐薊

第四話に登場する太夫
このエピソードだけに登場させる予定だったのですが、今後も出てくれそうな感じがします

遊郭という言葉をできるだけ使わないようにしたつもりです。
時代背景としては江戸時代より前のお話の設定なのですが、私たちが生きている日本とは異なる世界なので、言葉や風俗がかなり違っています。
会話の中で彼女が話していた通り、正体は九尾の狐と言う妖怪です。
名前は玉藻、美福門院 藤原得子として、鳥羽上皇の寵愛を受けていました。

保元の乱平治の乱のきっかけとなったと言われていますね。

人をタブラかす狐と言う設定で、何か歴史上の人物に縁のあるエピソードは無いかと探していた時に玉藻があるじゃないか!

平清盛や平家物語が大好きな筆者としましては、これは絶対に外せないなと考えて、この話の中に組み込みました。
この後登場するとある蠱毒とも縁がありそうですね。

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