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【yuki様 企画用】

1件のコメント

  • 泥んことかげ様、お待たせしました。
    作品を拝見させてもらった結果をお伝えします。


    ~良かった点~
    ・本格ファンタジーを思わせる独特の世界観。

    ・展開が早く、テンポよく読める。


    ~気になった点~
    ・15歳の少女が夜の森に飛び出すには、もう少し危機感や葛藤が欲しいところ。
    お爺さんも、鈍いヤツラなら自分でも狩れると言っているが、丸腰の少女のほうはそうでもないはずなので冷静過ぎて困惑する。

    ・情景説明が薄い。
    例えば野盗虫がどれくらいの大きさかなどを登場時に説明していないせいで、その後の展開で読者のイメージするサイズ感に齟齬がうまれてしまう。

    ・文面の区切りに☆を使うのは、作品の和風イメージにあっていない。


    ~備考~
    ・折角の世界観なので、もっと押しつけがましく情景を語っていけるかと。文章が厚ぼったくなるのが気になるなら、抑揚を確りつけるといい。最初は確り書くけど、最後は、結果の一部を強調表示する形で間接的に展開を伝える。現状では使えるタイミングならガンガン使っているので、あとあとイメージの食い違いがおきてモヤモヤする。

    ・この手の作品は、最初はなかなかフォローが伸びない。しかし、ある程度の長さになると伸びがよくなる。それまでは極力、一定の間隔で更新しないと読者が失踪しないか不安になる。結果が分かるのは約1ヶ月、それまでは理想は毎日、無理そうなら2日に1回とか、とにかく文章量を減らしてもいいのでペースを守るといいですね。

    ・大体何をイメージしてこの作品を作り上げているのかは予想できるが、重要であり、波に乗れるかはココからの展開で決まります。読者は基本的に初動の面白さではなく、その次の山でフォローするかを決めるからです。それには個性豊かな仲間だったり、強大な敵だったり、そう言ったものをテンポよく出していけるかですね。


    それでは感想は以上となります。
    上から目線で語るようで申し訳ありません。
    私の客観的な感想は「この先の展開で化けそう!」ですね。
    長編作品を書くには伏線管理や先の展開を意識して書いていく技術が必要になってきますが、既に作者独自の個性や世界観を感じるので、あとはどこを目指すかですね。
    書籍化を目指すなら、勢いだけなく、基本を確り押さえているかも重要です。無駄に煩く見てくる人もいるのでw

    それでは、長文失礼しました。
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