数ある作品や近況ノートの中から、このページを読んでくれた優しいあなたへ。
本当に、本当に、ありがとうございます。
精一杯の感謝を込めて、松浦どれみの自己紹介です!
名前:松浦どれみ(まつうらどれみ)
年齢:世間一般では大人に分類される
職業:中の人がフリーランスの秘書や事務をやっています(完全在宅)
家族構成:非公開。中の人は元婚約者に、「誰かと一緒にいても、まるでひとりでいるようだ」と言われました。あ、うちには猫がいます。
好きなもの:漫画全般、セーラームーン、小説はラノベやミステリーが好みです。音楽は中田裕二さん(椿屋四重奏)。多分彼の歌声に恋しています。あとは宇多田ヒカル、椎名林檎、aiko、イエモン、アジカン、エルレなどが好きな子でした。(年齢バレるね)
最近の悩み:運動する習慣がないので、中の人の未来が心配。
小説を書いた理由:脳内の妄想のガス抜きでしょうか。自分の好きなものと向き合い続けられる場所が欲しかったです。
さらに掘り下げて……。
小さな頃から、少し空気を読むことが苦手だった気がします。
特殊な家庭環境からか、普通はこう、という価値観から逸れることを恐れてもいました。
実際に自分が感じたことより、普通ならこうする、こう考えるということに囚われ、表向きは明るい子でしたが、心はなんだか窮屈でした。
小学生の頃、初めて自分のお小遣いで『なかよし』を買い、そこから漫画の虜になりました。(もしかしたら親に買ってもらったかもw)
その後はお小遣いを漫画に注ぎ込み続けていました。自分の部屋は本だらけで、そのうち『積み本』も増えていきました。
実家を出て少ししてから、置いてきた本を引き取りに行ったら、すでに親がブック◯フに売りに出していてかなり落ち込みました。読む前だった『今日からマのつく自由業』に未練が残りました。
今は電子での購入が多いので、物は増えませんし売り飛ばされる心配もありません。
その後、心は窮屈なまま私は大人になり、今では世間一般でいう幸せな人になったんだと思います。
確かに、決して不幸ではありません。
ただ、どうせ私の話なんて聞く人いるわけない、と人と真剣に向き合うことはできていなかったんです。
それは自分自身に対しても同じでした。
お恥ずかしながら、「楽しい・気持ちいい・まじウケる」で生きていました。
「今日、映画を見に行った。楽しかった」とは言えるけど、「何の映画で、自分はこのシーンでこう心を動かされた」とは言いたくないんです。
だって自分自身の心の奥底にあるものと向き合うのは、苦しいこともあるから。他人に見せるなんてもってのほか。
自分を押し殺してはははと笑って過ごす方が楽ちんです。
そうやって楽な方へ楽な方へと流れ、漂っていた私。
そんな折、親が命に関わる病気になってしまいました。寿命というにはまだずいぶん若い。
結局治療はうまくいき、親は生きているのですが、私は考えさせられました。
人はいつか死ぬ。それがいつなのかなんて、誰にも分からないんだと。
そう思ったら、自分はこのまま幸せなふりをして、考えることをやめて生きていていいのか?と自問自答するようになりました。
子供の頃からの自分を遡って、勉強も趣味も友人関係も日記も何もかも、自分は中途半端で長続きのしない人間だったなと思い知りました。
そして今後の人生で、自分は『何かをコツコツと続けて、やり遂げてみたい』と思うようになりました。
次はやり遂げるために続けられそうなものを探しました。
漫画家になりたかったな。
子供の頃、見よう見まねで描いたノートが、いつの間にか中途半端になっていたことを思い出します。
自分の画力(皆無)で、漫画は厳しい。挫折するだろうと断念しました。
でも本は好きだな。漫画も好きだし、お話を考えるのはどうかな?
こうして私はカクヨムに出会います。
こんなにたくさんの作品があるのか。
圧倒されました。同時に、こんなにたくさんの人が書いているのか。と自分の周りにはいなかった、自分と同じ趣味や夢を持った作家さんに会えたことは、私にとっていちばんの喜びでした。
私の周りは現実に『松浦どれみ』を知る人はいないけれど、
だからこそ『松浦どれみ』は好きなことを好きと言い、好きなことをして、心を解放し自由でいられる。
中の人は仕事やら何やらでなかなか『松浦どれみ』でいられないこともあります。書く時間の確保が難しいこともあります。
それでも私はこれからも書い続けたい。
そう思いながら夜な夜なパソコンをかちゃかちゃしています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
拗らせちゃってるところもありますが、根は明るい奴です。
カクヨムに生息している皆様、どうかよろしくお願いします!
2022.6 松浦どれみ