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ざっさん様

 拙著『ゴルバチョフの午後』と『昨日から今日まで、そして明日から』へのご感想ありがとうございます。

 前者へのご指摘の内容ですが、『ゴルバチョフの午後』は冒頭部分のみが三人称ですぐに一人称に変わります。そのため語り手が解かりづらくなっている、ということなのだと思います。WEB以外でもある程度の人数に読んでもらった作品ですが、このご意見は初めてです。参考にいたします。

 また『昨日から今日まで、そして明日から』は、レビューにあるように「誰もが持ちうるもの」であるために却って結果的に凡庸に落ちているのではないかと自分自身懸念している作品です。私小説や純文学は日常の中にあって特異な個人の内省を扱うのが好まれるのですが、そうじゃないものを実験的に描こうとして失敗しているような気がします。

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