短編『豊穣祭の夜に』を投稿しました。
『ゴブリンの唄』『ある冒険者の最後』と同じ世界観で、老魔導士オルシエンが暮らす村の豊穣祭を描いた物語です。
豊穣祭の夜を控えた村で、供物をめぐる小さな騒ぎが起きます。
黒ずんだ麦、形の悪い芋、ひび割れたパン。
見栄えを整えるべきか、そのまま捧げるべきか。
村人たちに“先生”と呼ばれた老魔導士が、かつての失敗と経験を通して、本当の供物の意味を考えていきます。
大きな冒険譚ではありませんが、村の暮らしと、人との距離、そして老魔導士の居場所を描いた短編です。
これまでの2作を読んでくださった方にも、少しだけオルシエンの今を感じていただける内容になっていると思います。