読み切り短編連作【老魔導士の断章】05
短編『見えない扉』を完結しました。
全5話、約6千字です。
村の子供たちから、森にお化けが出るという噂を聞いた老魔導士オルシエン。
確かめに向かった森の奥で、隠蔽魔法に覆われた古い庵と、主人の帰りを待ちながら掃除を続けるゴーレムに出会います。
欲しいものも、したいことも「わかりません」と答えるゴーレム。
今回は、その存在が答えられる言葉を探し、今の暮らしを壊さずにそっと手を添える老魔導士の姿を描きました。
お化け探しから始まる、静かな小さな物語です。
古い庵に流れる時間と、オルシエンとゴーレムの少しずれた会話を楽しんでいただければと思います。
※本作は、同じ世界を舞台にした読み切り短編連作の一編です。
単独の短編として、どの作品からでもお読みいただけます。