お久し振りすぎます! 皆様いつも応援などなどありがたうありましです!! (^ω^)
この構文をここに打ち込むのも何だかお久し振りすぎますですねっ、星 太一でごじゃりまするる!
さて、最近やうやく時間が取れそうになってきたので、ちょっと時間を取ってくきくき執筆をばいたしまして、先程最新話を挙げられたばっかりでごじゃりまする。
しかししかし、最終話なのに時間が空き過ぎたせいで何が起こってたかさっぱりだぜ事件が起こりかねない。
というわけで「最新話」まで読んでいた読者様向けのあらすじをくきくきいたしました。
始めから読もっかな~! あ、でもその前にあらすじだけ確認しちゃお~の気持ちで読むと相当ガツンときたネタバレを喰らいかねないのでお気をつけくださりませませ……
「始め」から読む人向けのあらすじは当該作品の「作品情報」をご確認くださりませ
※ネタバレ注意
(五行後からスタート)
物語世界、「ストリテラ」。
運命神と悪魔王が予め用意しておいたシナリオを役者であるキャラクタが無意識の内に演じながら読者に感動を届けていく。それがストリテラ。
名もなき座敷童――のちのベネノはそのシナリオを管理する「運命管理局」の局員であった。
彼の仕事は「物語の一番始めに死ぬ役をやりつつ、影からシナリオの破綻が無いかを監視する」というもの。
今までは無気力に日々を暮らしていたが、ある日その人生を一変させる出来事が発生する。
重大犯罪者「シナリオブレイカー」の発生、及びその討伐について。
神々が著した完璧なシナリオを破綻させる厄介な存在。下手したら世界をも滅ぼしかねない邪悪な存在。
そいつを討伐せよとの神々のお達しだ。
彼はその任への大抜擢を受け、準備万端、ミステリの世界へと旅立っていった。
しかしそこで彼が出くわしたのは真逆の「シナリオブレイク」。
即ち、続き物のミステリ小説で探偵役が一番最初に襲われ、死んでしまうというものだった。
そうして死んでしまった探偵の代わりに探偵になると無茶苦茶言い出した男――後のマモンと初めて行動を共にすることとなる。
全ての始まりである。
そこで何やかやあって件のシナリオブレイカーがそのマモンであることを突き止めたベネノ。果敢にも戦いを挑んだが、マモンの想定外の強さに圧倒され、殺されかけてしまう。
そんな中助け船を出したのはマモンの上司であるはずの「悪魔王」。彼はベネノに名前と「猛毒」という能力を授け、マモンを眷属にせよと語り掛ける。
その言葉通りにマモンを「猛毒」のチカラで圧倒したベネノは無事マモンを眷属にし、それを機として、逆に自分達がこの物語を完璧な破綻に追い込まんと行動し始める。
その理由は現在のシナリオへの自分が感じていた潜在的な不満によるものからきていた。
即ち、自分の親友である主人公の心を破壊した残酷なシナリオライターへの復讐。
そのために彼は偶然にも目的を同じくしたマモンと協働し、「主人公補正」という物語の核を悉く奪うことを決断する。
そうして
「異世界ファンタジー」
「恋愛」
「SF」
の主人公補正を着々と手に入れていった二人。
エンジェルという謎の存在や抵抗してくる運命神サイドと戦いながらも勇往邁進。極めつけには悪魔王がもつ「物語の裁量権」さえも手に入れ、ほぼ無敵状態で挑みかかった最後の「現代ファンタジー」の世界。
そこで手に入れられる主人公補正には「ストリテラ全ての伏線を担う」という力があった。
厳しい戦いを繰り広げながら、辛くもそれを入手した二人。
ようやくハッピーエンドを迎えられるとベネノが油断した矢先。
その腹をマモンの鎌が深く、深く貫いた。
彼の目的はベネノと同じ「全ての人に幸せをもたらす世界を創造すること」。その創造のために彼はストリテラを悉く破壊せんと画策していたのだ。
ベネノの利用もその計画の内の一つであった。
その計画の最後の達成のためにベネノを人質に取ったマモン。
ベネノから奪い取った「主人公補正」のチカラを使って着々と強大化していく一方で、神々サイドはそれぞれの思惑のもと、それぞれの目的達成のために走り出していったのだった……。