デブ羅

とにかくハイテンポに展開が進んでいくのが特徴。 無駄がなく、しかし主人公の心情は叙情的に語られるので、隙も無い。 隠す気の微塵もない破廉恥要素も露悪趣味も、 もはや清々しいレベルで…続きを読む

究極の、と付けると胡散臭く聞こえるが、この短編は笑いあり、涙あり、ドッキリありという王道を地で行く作品なのである。かといって中弛みのような展開もなく、スラスラ読めるのは流石です。な…続きを読む

びっくりするくらいスラスラ読めました。
話の内容も分かりやすく、それでいて深いのがいいですね。
茜さんの台詞、どれも味があって好きです。

隣の席の～シリーズは世の中に星の数ほどありますが、本作は現実で起こったらこうなる！！と〝音〟で表現している作品だと思います。 特に「間」の部分をすごくこだわっているように感じました…続きを読む

タイムリープものと告白の組み合わせということで、イカさん節が色濃く出ている作品となっています。こういうオチか―と思わせてから突き落としていくスタイル。「してやられた！」となります。

五分で読書という、文字数の限られたジャンルの中で『死者の世界』という読者の想像しやすい世界観を持ってくるのは賢いなと思いました。 三途の川に突き落とされる女子中学生ってのも文字にす…続きを読む

読み進めていくうちに「あ……」と嫌でも察してしまう構成。 ラストシーンは胸が痛くなるのと同時に、どこかすがすがしい気持ちになります。 前作がファンタジックなお話だったのに対して今…続きを読む

愛するから馬鹿になれる。 死神とのラブコメって割と使い古された感があったのですが、ラストの死神ちゃん(ルレアちゃん)のお気持ち表明でテーマをぶつけてきたのは感心しました。 単純に…続きを読む