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ストッパー

https://kakuyomu.jp/works/16818093076199951888/episodes/16818093076199968925
拙作には、「がん」患者がよく出てきます。特に、敵の幹部に。
人は、重病にならないと、自分と向かい合わないものです。
私は、ガンではありませんが、持病が多いです。昨日、血流検査で最悪の数字が出て、エコー検査をやることになりました。そして、最悪のケース(下半身切断)のことも医師に話されました。他の文章で、改めて書こうと思っていますが、「自分の知らない病気」で揶揄する「健康に甘えている弱虫」の言動も腹立たしいことではありますが、枡屑の、恐怖を煽る報道も腹立たしいことです。特に、便乗する「タレント医師」のお陰で、我々の生活スタイルが歪められたことは、悲しいです。誠意ある医師は、病状を鑑みて、「最悪のケース」を報せることがありますが、それは、「抑止力(ストッパー)」の為です。病気に対して一番積極的なのは、患者自身だからです。
特定の人物を示唆しませんが、患者の前に座らない「予言者先生」が「何もしなかったら」という、たられば情報を発信し(何もしない訳がないので、最初から当たらない八卦)、医師会が、枡屑が拡散して行った為に、流行病の不安を「必要以上」に煽ったことは、後世に残る、「恥ずかしいこと」でした。流行病が「感染拡大」したのではなく、「不安の感染拡大を維持」したのが、医師会の方針であり、「素人丸投げのお役所体質」の政策でした。
がん告知されたマジシャンの最後の「あがき」を通して、何か感じて頂ければ幸いです。
このエピソードは、先のエピソードの「解説編」になりました。エマージェンシーガールズの活躍を期待された方には、ごめんなさい、と言っておきます。ごめんなさい。

2件のコメント

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