とりあえず今年に入っての1本目を書き終えました。現在10万文字。校正をすれば出せる、という感じにはなっているんですが、自分で読んでいて、なんか足りない気がして…。
豆腐もワカメも味噌も入っているけど、一味足りない味噌汁状態。もしやこれは、出汁が入っていないのか?みたいな味わい。
本来、敵になる予定で初期設定されていたキャラを、男主人公がダメ過ぎて話が進まないため、進行させるためのキャラに転換せざるを得なく、その結果、黒幕も黒幕になれなくて、「おっとこれはどうする私!?」みたいな、このストーリー構築で苦悩する私の物語の方がドラマ性があるんじゃないのか、みたいな事になってですね・・・。
なのでどんでん返しみたいなものとか、ラストで判明する意外性、っていうのがなくて。
でもそれを新規に作ってぶち込むと、長くなる。あと登場人物も増える。新要素足すと収拾がつかない予感はびしばしする。
現状は、物語としては成立しているのですが、起承まではいいけど、転の山が低く、結がぬるい、って手ごたえ。
せっかく時間を使って読んでもらうのだから、読み物として良い物を、とは思うけど、やっぱ難しいものですね。
あと5000文字ぐらい加筆してみて、出汁が足せるかどうか。
現状はそんなところです。まる。