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続編完結しました

 一作目のキャラ達を、完全に救済する事を目的とし、取り残していた事件の解決を目指して描いた続編ですが、このたび無事完結いたしました。

 一作目は走って行くキャラを必死に追いかけて書き留めたので勢いがあったのですが、二作目はキャラが大人しかったので、全体的に淡々と進んでしまったのが反省点です。

 「異世界人はこの世界を愛してる」は、異世界に行っちゃってチート能力ゲット俺ツエーー系を読んだ後の、自分の信念に合わない違和感を拭い去りたくなり、もし異世界物で自分が読むなら、こういう世界観の物が読みたいと思ってまとめてます。

 世界も、人も、単純ではないので、何が起こるにしても、キャラが何をするにしても、必ず理由が欲しかったので、重い部分が生じて、娯楽性は低くなってしまいましたが、この世界に惹かれる、このキャラに惹かれる、って思っていただけると嬉しいです。

 今作を書き上げて得られたのは
・後付け設定は矛盾を生む
 です。次回はとっても気を付けたい!

 ハイペースな連載更新に、付き合ってくださってありがとうございました。まる。

2件のコメント

  • お疲れさまでした。
    ライトノベルを意識されての軽快さを気にしての執筆だったかもしれませんが、少し重くなる部分があってもしっかり書き込まれていたほうが、私としては好みです。
    守り人シリーズみたいなのをイメージしながら読んでいました。この世界、これで完結、あるいは次世代の物語に移っちゃうのがすごく惜しい気がします。
    魅力的なキャラクターにスピンオフで遊んでほしいなあ。
    でも、序盤に広げた風呂敷をすっかりきれいに畳んで片付けてしまえるストーリーテラーとしての力量はすごいですよね。しかも25話でですもの…。才能というのは得てして一人の人物に集中するものだと、改めて思い知らされました。
    読者のことや評価を一度忘れて、物語を紡ぐ楽しみを思いっきり味わってくださいませ。楽しみの要素として読者の存在がほしいなら、ここでいつでも拝読いたします。
    ご負担にならない程度に、次回作を気長にお待ちしていますよ。(⌒▽⌒)
  • >@nyanbu33さんへ

     最高の賛辞をありがとうございます。
     自分の頭の中の世界で、生きる人々の姿を垣間見せられて本当に書いてて幸せでした。
     自分の引き出しが少なくて、次の世界が思いつかない間は、しばし今書き上げている世界の中で、キャラ達のやり取りを楽しんで行こうかと思います。
     その物語が、紡がれたら、ぜひまた読んでいただけるようにしたいなと思います。
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