https://kakuyomu.jp/works/16817330666057918809『心打つ雨音、恋してもなお』
恋愛×ミステリー
この物語を書きながら思うのは、やっぱりミステリーは面白いなということ。
ミステリーの方向性はいろいろあるとは思う。
・事件の内容自体に重点を置いたもの
・ヒューマンドラマに重点を置いたもの
・トリックに重点を置いたもの
・推理に重点を置いたもの
などね
とは言え、有名な作品は推理に重点を置いていても助手の視点から語られたり思考の経緯を省いたりしているよね。それはミスリードさせるためでもあるとは思う。
自分はトリックとかには全く興味がなくて、殺人事件などが組み込まれている場合はその動機はなんなのかに興味を持つ。
トリックって言うのは結局のところ読者に見破れるかどうか、挑戦状のようなものであり文学というよりは数学という気がしている。
真実はいつも一つ! ってやつだね。
答えがあるわけだから。
自分が書きたいのはそう言うものではなくて、恐らく思考と経緯だと思うのよ。凄いミステリーなどでは省かれる部分。
恋愛をしたことのある人は、相手が何故自分を好きになってくれたのか気になることはないだろうか?
どんなきっかけで自分に興味を持ってくれたのかなど。
そういうのと同じで、何を見て何を感じてどんなきっかけでそうしようと思ったのか、それが知りたい。そこに面白さを感じるので。
なので読む時も、登場人物が何かをするのに経緯が描かれているものは非常に興味深いなと感じています。
そんなわけで、主人公はいろいろ思考しておりますが事件自体は大した事件ではありませんw