「ねえ、マコト。私があなたのこと嫌いなったって言ったら、あなたどうする?」
マコトは、ほんの少し眉根を寄せてから、真顔になった。
「どうするも、何も、解雇されるのでなければ、職務を果たすだけだが……」
睦子はつまらなさそうに、ため息をついた。
「……ほんと、冗談が通じないわね。エイプリルフールよ。今日は四月一日よ。嘘をついてもいい日なの」
「……」
「本当は大好きよ」
「……その『大好き』は、エイプリルフールか?」
「……さあ、どうでしょうね?」
睦子は頬を膨らませて、ぷいっと、そっぽを向いた。
◇◇◇
亡命女帝、更新のない週のこぼれ話、謎時空のマコトと睦子のエイプリルフールです。
エイプリルフールは大正時代からあったそうです。
なのでこの時代にもあります。
あと、もふ羊様が睦子のイラストを描いてくださいました。
睫毛バサバサ目ヂカラつよつよあざと可愛い女帝、みんな見てください!!
https://x.com/i/status/2038113062000197815
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