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虎猫/CONECO

  • @coneco_VAP
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coneco2004
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  • 2日前

    第二幕 2話 挿絵

    「陽菜、こっち」  不意に視界が暗くなった。  久遠先輩が私の背後の壁に手を、自分の身体で乗客の波を遮るようにして立つ。 「急に混んできたね」  先輩はそう言って一度周囲を見回した。  他人に押されないよう、自分の身体を盾にして空間を作ってくれている。  至近距離から伝わってくる先輩の体温と、包み込まれるような距離。 (なにこれ、なにこれ!?ヤバいって先輩近すぎるし!守ってくれてるし、壁ドンじゃんこれ。)  もう思考の整理が追いつかないほど混乱し、心臓の音がバクバクと高鳴り、顔は火を吹くほど赤くなっていく。
  • 5日前

    第一幕 5話 挿絵

    「……本当に、私でいいの?」   それが陽菜の精一杯の言葉だった。その健気すぎる問いかけを耳にした瞬間。  流さないと決めていたはず、そのはずが、堪えきれなくなった涙はボロボロと私の目からこぼれ落ちてしまった。  あの子が愛おしくて、自分のしでかしたことが悔しくて、感情のすべてが決壊していく。  だけど私は、涙でぐしゃぐしゃに滲む視界のまま、陽菜の手を痛いほど強く握りしめ、魂をぶつけるようにして強く伝えた。 「ううん、陽菜がいいの…」  陽菜の体をぐっと寄せ、割れ物のように優しくけれど離さないよう力強く包み込んだ。 一章のご愛読ありがとうございました! 二章以降の連載は6月2日を予定しているのでお楽しみ!
  • 5月29日

    第一幕 3話 挿絵

     3話のラストシーンの挿絵を公開します。  剥き出しの敵意をぶつけながら、私は身を固くして構えた。  偽物の正体を現して襲いかかってくるか、あるいは声のトーンを変えて冷酷に笑い出すか、そんな最悪の想像が脳裏をよぎる。  しかし、目の前にいる存在の反応は、私の予想を決定的に裏切るものだった。 「……っ、な、お……?」  陽菜の瞳から、ぽろぽろと大粒の涙が溢れ落ち、激しい雨と同化していく。  それは、化け物の演技なんかでは到底不可能だと思わせる『おぞましい偽物』として拒絶された人間が流す、本物の涙のようだった。  5月30日に公開する第4話は、一転して『陽菜視点』で物語が展開されます。  自由に考察しながら明日の更新をお待ちください!
  • 5月28日

    【もう一つの、君へ】キャラクターデザイン

    【久遠菜緒 Kuon Nao】 学年 高校2年生(陀菜の1年先輩) 外見 高め・凛々しい印象。短い黒髪 感情表現 少しクールな感じだけど顔にすぐ出るタイプ 内面 引っ張られるタイプ 【花森陽菜 Hanamori Hana】 学年 高校1年生(菜緒の1年後輩) 外見 菜緒より少し低い。長い黒髪 明るさ 意図的に作っている明るさ。苦しくても菜緒の前では笑う 感情表現 気持ちを言葉にするのが得意。でも内面だけ隠す
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