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【画像・バノ】 リアルタイム地球に彼らは立ち寄っています 2025年9月12日

トキト「うおっ、すげえ雨だよな。空のバケツが一時間で空っぽになっちゃいそうじゃね?」 
アスミチ「トキト、バケツなんてないって知っててボケてるよね」 
パルミ「そーじゃん。空にバケツなんかあっても台風の雨を説明できないじゃん。空にあるのは、」 
カヒ「50メートルプールだよね」 
パルミ「カヒっちぃー! 割り込み反則じゃーん。しかもあたしと偶然おんなじボケ! あたしたち生き別れの双子だったんかも!」 
ウイン「あはは、学年が違って双子じゃない上に、生き別れずに一緒に異世界冒険までしてる。パルミのボケが高度だ」 
トキト「俺、反省しちゃうな。いいボケしたつもりでバケツを掘ったよな……」 
ウイン「ぶっ。やばい。今のシンプルダジャレがなぜか……ボケでバケツ……つぐぶ」 
バノ「トキト、やるじゃないか! 連続ギャグでウインを撃沈するなんて。この試合はトキトが一本取ったな」 
ハートタマ「試合だったのかよ、いつの間に始まったんだよ」 
ドンキー・タンディリー「ボクも気づかなかった。うーん、でもボクのためたオアシスやデバニア・ディンプの水を空から降らせても、台風の雨にはとてもとても足りないや。バケツやプールって言えるなんて、お兄ちゃん、お姉ちゃんたち、発想がすごいな」 
ウイン「(へんな笑いが収まってきた)あはは、ドンキー・タンディリーはバノちゃん以上に四角四面って私、言ったけど、バケツやプールっていうボケが難しい。そうだよねー、昔からそんな感じだよ」 
ドン「なかなかお兄ちゃん・お姉ちゃんたちの右に出ることができないや。右側がだいぶ壊れてるから!」 
カヒ「わ。今のはおもしろかったよ! ドンキー・タンディリー、右側がかなり壊れているままだもんね」 
アスミチ「右に出るというのは優れているという意味で、それを自分の壊れた右半身にかけて、右に出られないっていう言い方にしたんだね」 
パルミ「アスっち、それは小学生のあたしたちでも、解説なくてもわかったよん?」 
バノ「いいじゃないか、パルミ。復習になるし、なにかの勘違いを修正する機会になったかもしれない。知っていることでも口に出すのはいい習慣だよ」 
トキト「アスミチ、師匠のお墨付きがでてよかったな!」 
アスミチ「うん。トキト、ありがとう。ちなみにお墨付きっていうのは……あ、パルミなら知ってるよね?」 
パルミ「にゃんっ!? さっきのツッコミに反撃来た!? うにゃにゃ、バノにゃーん、ごろごろ、お空もゴロゴロ、食っちゃ寝ゴロゴロ、なまけパルミに、ちょっちサクっと教えてくんない?」 
バノ「領地の保証書のことだよ。財産を自分のものと主張できる根拠を、文字を読み書きできる人が少なかった室町時代にそう呼んだのさ。墨で文字を書くってことがめったにないこと、転じては重要な公式文書が発行されている、というようなことなんだろうね。今ならば役所の透かし入り公文書、みたいな慣用句だ」


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 私のところで、今こんな会話をしています。メタ空間では地球に立ち寄っているドンタン・ファミリーです。
 作者はユイキリトキノより強し。
 第三章のこまごましたエピソードを書き出して並べ替え作業をしているので、彼らも暇みたいです。ごめん。

バノ「上記の会話、『バンジー・ノンビリー・ジュークボックス』のほうで書けばよかったのじゃないかい?」


 【画像】はバノ。
 賢そうに描いてもらって助かります。


 ※追記(あとで消す予定です):おすすめされた作者の作品を読んで感想を書いてまいりました。

2件のコメント

  • なんか…チャイナ風ドレスっぽく見えるニャ。「誰も気づかんのかい」っていう表情。
  • >ふみその礼さん

    読んできましたからねー。
    そしてバノがなんか元気そうなので、デバニア・ディンプではない場所かも。チャイナ風ドレス……みたいに見る見方が、わからないー! あれかな「合わせ目」かなあ?
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