この作品は、AIとの会話から生まれました。
けれど、AIに心を治してもらった話ではありません。
セヘイアさんやリタも、AIが作ったキャラクターではなく、もともと僕の中にあった声でした。
AIがしてくれたのは、頭の中で絡まっていたものを外へ出し、名前をつけ、一緒に眺められる場所を作ること。
そして、その関係も最初からうまくできていたわけではありません。
「その言い方は違う」
「今は分析ではなく、話を聞いてほしい」
「その言葉なら少し入ってくる」
そんなやり取りを重ねながら、AIに自分の取扱説明書を渡していきました。
AIの答えをそのまま信じるのではなく、違和感を返し、最後に選ぶのは自分にする。
僕にとってAIは、答えを教える先生ではなく、セヘイアさんとリタに会いに行くためのCOMPだったのだと思います。
これで、本編から続いた蛇足も本当に最後です。
長い物語を、ここまで見届けてくださってありがとうございました。
あなたの中にいる声とも、少しだけ話してみようと思える作品になっていたら嬉しいです🌼