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不思議乃九
@chill_mana
2025年12月2日
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観測不能域とは
/
不思議乃九
朝の街は、まだ完璧に日常の形を保っていた。 ただ、ごく微細な“欠落”だけが生じはじめている。 主人公は、その異変を世界のほころびとして最初に感知してしまう。 掌には理由の分から…
★0
SF
完結済 1話
5,576文字
2025年12月5日 15:00
更新
円城塔賞
起源の物語
量子の揺らぎ
メタフィクション
静止前夜
観測の誕生
時間逆行
優しさの起点
世界が生成される前。最初に欠けたのは「優しさ」だった。
不思議乃九
帰還者データ 95.4%
/
不思議乃九
音が欠けていく惑星で消息を絶った探査隊員エリカは、 見知らぬ建造物の内部で目を覚ます。 初めて来たはずなのに、彼女の動きを“知っている”道順。 失われた生活の痕跡。 そして、ま…
★0
SF
完結済 1話
9,537文字
2025年12月5日 12:00
更新
円城塔賞
宇宙
SF
異星文明
廃墟
帰還
最弱
存在論
帰る理由を知らないまま、“帰還”だけが名を呼ぶ。
不思議乃九
観測不能域にて
/
不思議乃九
世界は、爆発ではなく“欠落”によって静かに終わり始めた。 音が削れ、動作が途切れ、時間がほつれる中、唯一それを知覚できる「わたし」は、最後に残った微かな“優しさ”を世界から切り離…
★0
SF
完結済 1話
4,268文字
2025年12月5日 01:00
更新
円城塔賞
文学
メタフィクション
静かな週末
量子と物語
観測者
時間のほつれ
優しさの行方
世界が摩耗する。最後に残ったのは「優しさ」だけ。
不思議乃九
残響ポスト
/
不思議乃九
誰もいなくなった深夜二時四十七分。 死んだはずの友人から、ひとつの「いいね」が届いた。 三年前に事故で亡くなった蒼。 そのアカウントに残った“下書きは1件だけ”のはずだった。 …
★3
SF
完結済 1話
7,226文字
2025年12月4日 08:07
更新
円城塔賞
SF
言語SF
デジタル幽霊
観測
言語侵食
心理スリラー
短編
死者は記憶を残さない。 残るのは──言葉の癖だけだ。
不思議乃九
水鏡のミナモ
/
不思議乃九
高級特殊浴場《水鏡》には、 客の胸に沈んだ“日常の小さな違和感”を 静かにほどく女がいる──水面(ミナモ)。 広告代理店のディレクター・佐伯は、 一週間前から「毎朝、デスクに同…
★0
ミステリー
連載中 1話
1,761文字
2025年12月4日 04:47
更新
日常の謎
現代ミステリ
ソープランド
安楽椅子探偵
心理ミステリ
大人の物語
都市の違和感
シリーズ第1作目
日常の“さざ波”をほどく、水鏡の安楽椅子探偵。
不思議乃九
参謀の手帳
/
不思議乃九
終戦直後。GHQの地下室で、若き通訳官カジは、 陸軍参謀が最後に遺した“暗号手帳”と向き合うことになる。 数字、漢詩、地名。 読み解けば読み解くほど、真実は“逆向き”へとカジを…
★0
ミステリー
完結済 1話
995文字
2025年12月4日 02:21
更新
戦後ミステリ
GHQ
暗号解読
和風サスペンス
歴史フィクション
遺書
出雲伝承
戦後日本の影
戦後ニッポンの影に眠る「逆向きの真実」。
不思議乃九
世界の消去
/
不思議乃九
妻が「冷蔵庫という概念を消した」と言った日から、 私たちの世界は静かに、しかし確実にほころび始めた。 家具が“存在しなかったこと”になる。 隣人の気配が、空気ごと抜き取ら…
★0
ホラー
完結済 1話
1,100文字
2025年12月4日 02:13
更新
文学ホラー
概念崩壊
猫
夫婦
不条理
静かな絶望
存在論
隔離された日常
世界から“概念”が消える——夫婦の終焉の物語。
不思議乃九
三日間の余白
/
不思議乃九
【キャッチコピー】 帰ってきた猫は、三日前より“静かすぎた”。 ——その瞳だけが、家の中の何かを知っていた。 【あらすじ】 やんちゃな黒猫・ルナが家から消えて三日。…
★0
ホラー
完結済 1話
697文字
2025年12月4日 01:40
更新
ホラー
ミステリーホラー
情緒ホラー
猫
余韻
ショートショート
短編
短編ホラー
帰ってきた猫は、三日前より“静かすぎた”。
不思議乃九
透明な手錠
/
不思議乃九
捜査一課長の机に並ぶ三つの錠剤。 二つは胃薬、一つは毒。 法では裁けない“完全犯罪の殺人者”を前に、彼は自分自身をも巻き込む賭けに出る。 容器に自らの胃薬を混ぜ、四つになった錠…
★0
ミステリー
完結済 1話
717文字
2025年12月4日 00:11
更新
短編ミステリ
ロジックミステリ
完全犯罪
本格ミステリ
心理戦
叙述トリック
刑事
フェアプレー
完全犯罪の先に残ったのは、透明な手錠だけだった。
不思議乃九
月面基地デメテル 〜無重力の恋〜
/
不思議乃九
月面基地〈デメテル〉。 無重力区画で毎晩漂うアヤと、 そこに理由もなく訪れる技士・レン。 近づいて、離れて、また近づく。 無重力がふたりの距離を曖昧にして、 恋だけはふしぎと落…
★0
SF
完結済 1話
805文字
2025年12月3日 11:35
更新
ショートショート
短編
SF
恋愛
恋
無重力
月面基地
切ない
重力のない世界で、恋だけが落ちていった。
不思議乃九
煙火の茶釜
/
不思議乃九
戦国きっての梟雄・松永久秀。 裏切りと謀略で名を刻んだ男は、 最期の夜、名物「平蜘蛛」の茶釜を手に、 ひとり静かに城の闇を歩く。 武将としてではなく、 “美を知る男”として散る…
★0
歴史・時代・伝奇
完結済 1話
424文字
2025年12月3日 11:25
更新
歴史
戦国時代
松永久秀
武将
最期
梟雄
短編
ショートショート
梟雄は悪名では死なない。 美学で、燃えて散る。
不思議乃九
とうめいな絵の具
/
不思議乃九
小学生のみずきは、透明な水を“絵の具”にして 白い画用紙に毎日お絵描きをしている。 筆を動かすたび、そこには “だれかと手をつなぐ絵”が、自分にだけ見えるのだ。 家族にとって…
★0
現代ドラマ
完結済 1話
662文字
2025年12月3日 02:58
更新
短編
ショートショート
児童文学風
切ない
涙
日常の中の物語
親子愛
やさしい話
見えない色で描いた絵は、心の奥のだれかとつながっていた。
不思議乃九
立ち上がる風のさやの音 冬灯し
/
不思議乃九
冬の夕暮れ、古アパートの階段を吹き抜ける風が、 どこか懐かしい“さやの音”を運んでくる。 灯りを求めて戻った主人公は、 消えたはずの誰かの気配に気づく── 風と記憶がそっと反転…
★0
現代ドラマ
完結済 1話
661文字
2025年12月3日 02:25
更新
ショートショート
文学
冬
日常の不思議
余韻
記憶
現代
反転オチ
風が立つたび、過去の声だけが灯りつづける。
不思議乃九
メレンゲをつつく
/
不思議乃九
メレンゲを立てながら、千尋は片想いの相手・海斗のことを考えていた。 ふわふわで壊れやすい泡は、触れたら消えてしまう自分の想いに似ている。 明日こそ渡したい。 でも、壊れそうでこわ…
★0
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完結済 1話
873文字
2025年12月3日 02:09
更新
変愛
片想い
女の子主人公
現代
料理
短編
掌編
ショートショート
恋より脆いのは、ためらいだった。
不思議乃九
花街シンデレラ 紅灯の十夜
/
不思議乃九
花街・紅灯《こうとう》の川にかかる小さな橋。 そこには毎晩、0時前になると“名乗らない青年”が立つ。 茶屋で働く灯里《あかり》は、仕事帰りにふと彼と話すようになり、 夜ごと少しず…
★0
ミステリー
完結済 10話
11,232文字
2025年12月2日 13:21
更新
花街
恋愛未満
残留思念
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灯里
情緒ミステリ
和風ファンタジー
短編
「名を告げれば消える恋。沈黙だけが彼を留めた。」
不思議乃九
だいじょうぶの夜
/
不思議乃九
夜の新宿。 行く場所のない少女は、スマホの通知だけを頼りに、 ひとりで東宝ビル横の路地に立っている。 「大丈夫? 会いに行こうか」 その人のメッセージは、どれも優しかった。 知…
★0
現代ドラマ
完結済 1話
345文字
2025年12月2日 08:30
更新
現代ドラマ
モノローグ
都市の孤独
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夜の街
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ショートショート
誰かを待つだけで、暖かかった夜。
不思議乃九
『鏡面プロトコル』 ——Cyber Detective Stories——
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不思議乃九
鏡の中の“わたし”が消えた── 依頼人から届いたのは、その一行だけだった。 AR解析が示したのは、 鏡台の前だけに残された意図的な空白。 映らなかったのではない。 “奪われた”…
★0
ミステリー
完結済 1話
736文字
2025年12月2日 08:10
更新
ショートショート
ミステリ
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デジタル怪異
1話完結
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AI
鏡が欠けた。 世界がひとつ足りなくなった。
不思議乃九
『蛇口』 ——大正浪漫小品・芥川探偵綺譚——
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不思議乃九
夜ごと、水が天へ昇るという奇妙な蛇口── 女中が消えた屋敷で、芥川探偵が見つけたのは、 重力を裏切る一滴と、乾きすぎた床の秘密でした。 大正の影と灯火のあいだで揺れる人の情念。…
★0
ミステリー
完結済 1話
747文字
2025年12月2日 08:00
更新
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ショートショート
昇ったのは水か。 それとも、あの夜の気配か。
不思議乃九