あけましておめでとうございます。
筑前筑後でございます。今年もよろしくお願いいたします。
2019年は仕事では異動続き、創作は公募に挑戦した激動の一年。しかし、どちらも結果らしい結果を残せなかったので、2020年は公募にもWEBのコンテストにも挑戦しつつ飛躍の年にしたいですね。
今年は3つの長編を書く予定です。
まず一つ目は、アルファポリス歴史時代小説大賞用の「狼の贄」です。
第三回の最終候補作だった「天暗の星」のコンセプトを残し、後は全て書き換えました。9万文字から21万文字への加筆。もはや別物に仕上がっています。
そして二つ目は、「笑う用心棒」です。
拙作「それは、欲望という名の海」で描いた、用心棒集団・萩尾道場。今でいうところの民間軍事警備会社(PMSC)です。このコンセプトが凄く気に入っていまして、萩尾大楽と寺坂源兵衛が道場を設立したぐらいからを書きたいな、と。金兵衛一家との争いや、谷中の首領とのやり取りもふんだんに。これも「欲海」の事は忘れて、これがスタートのつもりでゼロベースから書く予定。
最後は「異・雨月」の書き直しです。
僕の作品としては珍しく幕末が舞台なのですが、これを田沼時代に置き換えるか、幕末が舞台のまま、史実に即して書くか迷っているところです。
他にも中・短編も書き溜めるつもりでいます。
弱点である発想力・展開力そして集中力を養いながら、2020年も自分が納得できる小説を書きたいと思っています。
それでは、本年も何卒よろしくお願いいたします。