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筑前筑後通信(331)亀井南冥登場の巻

こんばんは、筑前筑後です。

「欲海」に亀井主水が出ました。
この人は史実の人物で、亀井南冥という名で歴史に名を残しています。

筑前国早良郡姪浜村の村医亀井聴因の長男。黄檗僧大潮元皓、吉益東洞、永富独嘯庵に学んだ後、福岡藩に藩儒として登用され、かの金印(漢委奴国王)を鑑定した。主な門下生は原古処や広瀬淡窓。

歴史好きでも知っている人は少ないかと思いますが、地元の偉人という事もあり登場させました。
物語の亀井は、萩尾家の家老をしています。史実であれば福岡藩の儒官でありますが、福岡藩が改易され姪浜(袙浜)は萩尾家の門地になった世界ですから、亀井の運命もこんな風に変わったわけです。

これから筑前作品には、史実人物をちょくちょく出す予定ですが、亀井南冥のように運命が変わる人物がいるかもしれませんね!

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