千早さくら

容姿が悪役令嬢なヒルデガルトは、それにコンプレックスを抱いてる。 その日、婚約者のモーリッツに呼ばれて中庭に行くと、彼の傍らには可愛らしいピンク髪の女子生徒が佇んでいた。 いつも…

夫との関係に苦しむエイダは、心に作用する薬草茶を処方してくれるという魔女を訪ねる。 エイダが得た薬の効能は、夫を忘れるというものだった。 それは夫のブライアンに予期せぬ苦悩をもた…

侯爵令嬢のエルフリーデは、王太子のアルノルトに呼び出されて婚約解消を頼みこまれる。 当然のように承諾するエルフリーデ。 婚約が解消された途端に機嫌の良くなるアルノルト。 二人の事…

子爵令嬢のフィオナは家族から愛され、大切にされて育ち、幸福な少女時代を送った。 小さいころから、そばにはいつも幼なじみのハロルドがいた。 彼と遊び、彼に恋をして、彼と結婚し、わず…

タイトルまま、エッセイ集です。

タイトルまま、詩集です。

宗介とかなめの日常を切り取った掌編集。 本当は４月から始まって翌年１月まで各月に１話という形での掌編集を作っていたのですが、え～と、ちょっと、挫折しました。てへ。

かなめの心の中に残っているさまざまな記憶の欠片と、実際の状況。 宗介の傍らから離れ、レナードの庇護下にいたときのかなめ。 ワンシーンの積み重ね的な書き方で、小説とはいえないかもし…

竜と魔法が存在する世界の和洋折衷ファンタジー。 空軍には竜と人のペアで飛行隊が編成されており、飛行能力をもつ魔法生物の討伐、災害救助、領空侵犯への対処などを担っている。 その空軍…

宗介は、マオと共に東京都内での任務に就く。 それは来日した麻薬密売組織のボスを暗殺する狙撃任務だった。 宗介主体のシリアスな話。 ＊書いた当時はまだ『つぶらなテルモピュライ』を…

少年と少女は、何年も前に異国の地で擦れ違っていた。忘れられた一時の、二人の異なる出会い。

生徒会の意向で少女向けファッション誌の取材を受けることになったかなめ。都合よく宗介は本業で不在だ。写真撮影は順調に進んだ、かのように見えたのだが……。

かなめの指導の下、箸使いの特訓をすることになる宗介。

宗介が仕事が長引き予定変更の連絡を入れようとしたところ、かなめから電話がかかってくる。 宗かなほっこり話。

任務から戻った宗介が訪ねると、宗介のために夕食が用意されており、だがかなめは寝入っていた。

その夜、真夜中のミスリル西太平洋基地では、月に一度の重要なミーティングが開かれた。マデューカス中佐主導で行われるその場には、大佐殿に関する貴重で有意義な活動についての報告がされる…

ヨーコさまと遭遇したオンライン・ゲームの直後の話。

帰宅途中にスーパーマーケットに買い物に寄って、主婦力を遺憾なく発揮するかなめ。

宗介とかなめの「あの告白」は、しっかり録音までとられていた。

かなめは振り袖姿で、宗介と共に初詣に出かける。

真冬に起きた突然の停電。かなめと宗介はそれぞれ対処をするのだが。

宗介の歩んできた道を綴った散文。

少年が子供のころに夢見たのは宇宙飛行士だった。 一人の少年はその結末に臨み、もう一人の少年はその始まりに臨む。 レイ・ブラッドベリの『ウは宇宙船のウ』を目指して、わたし自身の宇…

本編ラストシーンのその日の夜中……。

人が滅びた後に残されたヒューマノイドたちの選択。 ＳＦっぽい掌編。

夜な夜なフライトを楽しんでいた僕は、ピーター・パンを演じて小さな少女を夜中の散歩に招待する。 童話風のかわいい感じのファンタジー。

ある春の日、ぼくのウチの近所で色集めが行われた。 童話っぽい感じのファンタジー。

日本で普通教育を受けたわけではない宗介には、日本人にとっての当たり前がいろいろと欠けている。その一つを習得するために、西太平洋戦隊の格納庫を使用したことで問題が起こる。

注：微妙な性描写があります。でもエロさを期待するとがっかりします（笑）。

学校からの帰り道、雪が降り出してはしゃぐかなめと、それを見守る宗介。『白雪姫』を少し織りこんだ話。