諸事情で今週はなかなか書けなくてががーんとなっています。星、コメント、♥ありがとうございます。
「堤中納言物語」って知ってる方いますかね?
源氏物語以外なら古典で一番好きです。
古典の中では珍しく?10編からなる短編集です。
作中一番有名なのは「虫愛づる姫君」でしょうかね。
虫が大好きな変わったお姫さまと面白がってちょっかいかける貴公子の話です。それラブコメでよく見るやつ!!
私が一番好きなのは「ほどほどの懸想」って話です。
お姫さまと貴公子、使用人同士、子供同士の三者の恋を描いています。
その話のタイトルが「ほどほどの懸想」ってすごいセンスありますね。
昔から、お姫さまより女房(お世話役の女性の意)のほうが好きでなにかないかなーって本屋さん漁ってたらまさかの古典で見つけて興奮しました。
いつかこの話を元に平安もの書きたいんですが和歌がよめなくて積んでいます。
難易度ぉ‥‥
「堤中納言物語」は作者不明と言われています。
求めていた話をまさか千年前の名前も知らない人が書いているなんて思わなくて、ちょっと面白い経験で思い出深い作品です。