学生時代の友人が、リディアの話を読んでくれて(全部じゃない)、「さくら、お菓子作りが得意なんだから、お菓子の話書けばいいじゃん」と言われて。
「書いたことあるけど、偉そう語りになって失敗した」と送ったら。
「国王が病気になって、治すには辺境の地にある粉で作ったお菓子を作る必要があって、苦労してそこまで行き着くんだけど、栽培してる農家が偏屈なイケメンで粉を譲ってくれず、すったもんだしてるうちに隣国からの侵略を受けて、イケメンと主人公が協力して作ったお菓子で人々の心が優しくなって再び平和が訪れるっていう安易な話」
LINE3秒で返事きた(笑)。
私1秒「隣国のイケメン王子にヒロインさらわれるんでしょ」
友「あーいい。その王子、嫌みな奴だけどホントは寂しくて繊細なの」
私「俺様。俺の嫁になれ」
友「王妃が後妻で、その子に後を継がせたくて国内ではつらい立場に立たされているのね」
私「噛ませ犬のほうが大抵かっこいい」
もう一人の友人「面白そうだけど、そこにイケメンの必要性はないかな」
恋愛ですから! イケメンじゃなきゃ、何の面白みもないですから!
まあそこに、小麦の品種とか隣国の侵略とか平和になるお菓子のディティールが必要だけどね。
私としては、ヒロインさらわれたところが一番楽しくかけるだろうよ。
(あ、アホって関西人にとっては親しみをこめた突っ込みですよ)