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新連載を記念して……。ハチとおもちの対談

おもち「新連載おめでとーー!」
ハチ「わー」
一同、沈黙。
おもち「ていうか、何で私達ここにいるの? こういうのって普通作者が出てくるんじゃ……」
ハチ「作者が、逃げた」
おもち「え?」
ハチ「作者からの伝言だ。『ちょっと私には務まらないので君達でやってくれ。話題は任せる』」 
おもち「あの人……そんなんでよく小説の連載なんて始められたよね……」
ハチ「ま、良いだろう。何か話題ある?」
おもち「話題って言っても喋ることなんて無いよね」
ハチ「一応この緑色のノートを作者から掏ってきたんだが」
おもち「何それ」
ハチ「表紙には【設定ノート】と書いてある」
おもち「それ絶対作中人物が持ってちゃ駄目なやつじゃん!」
ハチ「近況ノートはノーカンだろ」
おもち「そっか。うーん、じゃ、この作品が生まれたきっかけ、何て相応しい会話なんじゃない?」
ハチ「なるほど。あった、此処に書いてある。『推理小説が書きたかったけれどトリックが思いつかなかったからアクション要素を入れてみた。主人公が拳銃を持ってるのは当時読んでた作品の影響』だってよ」
おもち「へ、へえぇ……(聞かなきゃ良かった……)」
ハチ「僕、理、おもちさんの名付け理由も書いてある」
おもち「え! 気になる!」
ハチ「僕に関しては、『鋭い、という言葉から【蜂】が発想された。更に、【(司法や正義に基づいて、また、魚を)捌く】という言葉が【ハチ】と呼ぶことからこれしかねぇなと思った。【鷹見】という名字はホークアイのイメージ』と書いてある」
おもち「は、はぁ……(ちょっと意味分かんないかな……?)」
ハチ「理は、『【書斎内】なる名字はアームチェアディテクティブ(安楽椅子探偵)をイメージ。【理】は理系とか理論的な人、という感じ』だとよ」
おもち「これはちょっと分かる気がするけど……もっとケチなイメージが在っても良いんじゃない?(怒)」
ハチ「最後におもちさんだ。『頭使う職業ってやっぱりブドウ糖だよね。だとすると日本的な感じで【米】をテーマにしたい。とすると、【おにぎり】しか無い。【結米】に無理矢理当てて仕舞え。ファーストネームも米関係が良い。なんだ……? 女子大生っぽい名前か……。【おもち】で行こう! 漢字は当てればいいや。餅美味いし』此れが全文だ」
おもち「あいつ……後で覚えとけよ……」
ハチ「この場で過激な発言は止めよう」
おもち「泣いて良いよね……?」
ハチ「慰めさせられるのは誰だと思ってんだ。面倒だから止めてくれ」
おもち「ううう……」
ハチ「……南高梅おにぎりで泣き止むかな?」

             続く、だろうか?

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