男性 福岡県出身・在住 縄文土器が大好きで、縄文時代の小説を書き始めました。 縄文の遺跡は、東日本に偏っていますが、西日本にも縄文人はいたと思います。 確かに、遺跡が少なすぎるという問題はあります。 だが、西日本の縄文文化は、瀬戸内海の島々と、黒潮の通り道に花開いた島嶼文化、航海民のものであったのではないでしょうか。 日本人の文化の源(みなもと)は、すべからく大陸からやってきたとは言えないでしょう。 渡来人を受け入れ、その文化を磨き、子孫に伝えて行く。縄文人とはそんな受容力の高い人々の集まりであったように思います。 このような妄想の中で、ただ今、東北・中部の縄文人、瀬戸内海の縄文人、黒潮の縄文人の縄文三部作として、①「緋いろねの剣」②「竜宮の姫神」③「宝貝の海路」を構想中であります。 今回、公開しました第一巻「緋いろねの剣」は、東北、中部にあった日高見の国の話であります。テーマの緋いろねの剣は、伊都之尾羽張剣(いつのおわはりのつるぎ)ともいわれる、北国日高の神宝であります。のちに、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)が、わが子、加具土命(かぐつちのみこと)の首を刎ねたといういわくの剣であります。 無事に、最後までたどり着くことが出来るでしょうか。皆様方の応援をお待ちしております。よろしくお願いいたします。