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08/08 スティーヴン・キングのせい

最近、某ECサイトで注文したスティーヴン・キングの本が届いた。TwitterのTLで見かけて気になったので早速買ってみたのだ。題名は「書くことについて」。小説の執筆に関する本で、彼の小説に対する考え方や彼なりの執筆法について書かれていた。
自分の執筆作業の助けになればと思い読んでみた。

そして、その結果、今書いている長編小説の登場人物が一人消えた。

というわけで、先月から一ヶ月間書いてきてやっと半分程度まで進んだものを、今最初から見直しています。

なんでそんなことになったのかというと本の中で、S・キングは「物語に行き詰まって、思い切って登場人物を殺したら道が開けた(意訳)」とあった。ちょうどその時、私自身もこの先の展開をどうしようと手が止まっていた。そこでS・キングの解決策を見て、はっとして自分がこれまで書いたものを見返して見ると、一人の登場人物が実は自分の書きたい話とはほぼ関わっていないにも関わらず、なぜか存在して主人公たちの邪魔をしているという状況に陥っていた。そして、さすがにその人物を殺して退場させるわけにもいかず、結果としてそもそも居なくても本筋に関係がないなら最初からいないことにしようという結論に至ったのだ。だから今、話の構成を少し弄らないといけないということになっている。
物語の大筋は変わらないが、一人の存在が消えたことで多少なりともこれまでの物語の進行に生まれた穴を無くす必要がある。

今月中には何とか完成させたいので頑張ろう。

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