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5/24 写経による文章構造の把握

文章力向上のために何をすればいいかと考え、写経を行った。先人に学ぶのはことこれに限らず、あらゆる分野において有効な手段なので、物書きにも有効だと思った。
手始めとして、米澤穂信さんの「いまさら翼といわれても」の「いまさら翼といわれても」の全文を書き写した。その後、地の文を独自の解釈で役割毎に色分けして勝手に文章構造を見てみた。
いろいろと見えてきたことはあるような気がするが、その中でも物語を伝えるために最も大切だなと思ったことを一つ。

セリフだけで大体の話の流れを汲み取れるようにする。

どんな物語も基本的には二人以上の人物が登場する。物語は人と人とが関係し合って生まれるものなので当然のことだが、自分はこの基本を忘れていたのかもしれない。
まずは自分の書いた物のセリフだけを追ってみて、それで話が分かるか確認してみようと思った。それでわからなかったらセリフがおかしいか、会話シーンが少なすぎるのか、どちらかだろう。

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