備成幸

SFだったり、時代劇だったりする短編集。 既存の作品は全部こっちに載せる予定

江戸にやって来た忍者・風天丸は、かつての主君を殺した「青く光る妖刀を持った男」を探していた。仇討ちに熱中するあまり牢獄に入れられた彼は、そこで平賀源内と出会う。そこで彼は、仇討ち…

秀吉の小姓として石田三成と交友を深める大谷吉継。しかしかれは花吐き病という難病にかかっていた。

宇喜多家による三村家親暗殺をきっかけに大混乱となる備中の三村家。若き当主元親は、父の暗殺を実行した宇喜多直家を憎悪し、復讐を誓う。

幕末の大剣豪にして、超絶美形な侍にして、滅茶薄命の志士にして、新選組の一番組長たる沖田総司が語る、激動の幕末史。

明智光秀が好きな「俺」はその好意の根源を思考するが、それらしいものは見つからなかった。一度彼の歴史について学び直す必要を感じ取った「俺」は街へ出る。

奥村美咲はある日、公園で不思議な箱を手に入れる。説明書き曰く、それは「文字虫」というまったく新しい生き物の飼育セットであるというのだ。

　大坂の新選組を任されていた谷万太郎は憂鬱な気持ちで晴れ空の下で洗濯物を片付ける妻の姿を見つめていた。池田屋事件以来、いつ浪士たちが街に火をつけようとするか不安でならなかったのだ…

勇者に敗北した魔王国。その魔王国には、六人の実力者を集めた通称「六魔将」という、なんとも安直なネーミングの役職があった。その六人に、魔王の代わりに国の政治を担当した参議を加えた七…

そもそも、武田観柳斎をご存じだろうか。ガトリングを撃つ人では断じてない。